• [0]
  • 【5】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 5月26日(日)13時40分25秒
 
「俺、エステルの騎士になります!!」

 翌朝、朝食をたっぷり取ってからスヴェニーはマルデル・カーンのところに行き、堂々とそう宣言した。

「ほおお、そいつぁ動かせる自信があるってことか?」
「はい、まあ見てください!」

 スヴェニーはマルデルとパートナーのビクトルを伴って、地下格納庫へ行った。そこには昨日と変わらない様子で乗り手のいないA級封神騎が並んでいたが、スヴェニーはもう他の封神騎には脇目も振らずエステルに近づく。すると、しゅっと音を立ててエステルのハッチが勝手に開いた。

「な……?」

 封術士のビクトルは、まだ自分が封神術を使っていないうちからエステルが動いたことに気がついたのだろう、一瞬呆気に取られた表情を浮かべてから慌ててサポートを開始した。スヴェニーがコクピットに入るとハッチを閉め、エステルを起動させる。スヴェニーは一瞬ふっと気が遠くなるような、自分の意識が封神騎に乗り移る感覚を久しぶりに味わった。

(うおおっ、すっげー!!)

 スヴェニーは自分の中から湧いてくる力に歓喜した。ジルゴールは3年間乗り続けた封神騎でありそれなりに愛着もあったが、エステルはそんな感傷など吹き飛んでしまうほどに圧倒的なパワーを持っているのが分かる。B級とS級の間にどれほどの性能差があるのか、スヴェニーは初めて実感したのだった。
 そしてもう1つ、改めて分かったのは、やはりエステルは封神騎ではないということである。外見もコクピットも他の封神騎と同じであるが、起動した時の感覚が全く違う。ジルゴールでは空の身体に自分の意識が広がっていくような感覚であるのに対し、今は他の誰かに――それが誰かは言うまでもないが――包み込まれ、1つに溶け合っていくような感覚を覚える。エステルに乗るということは、エステルと同化しその力を借りるということなのだ。
 そしてエステルの中にいるという感覚は一種の高揚感と不思議な安心感をスヴェニーにもたらした。それは戦闘兵器に乗っているのだとはとても思えないほど心地よく、そろそろ降りるように言われた時には残念に思ったほどである。何故そう感じるのかスヴェニーにはよく分からなかったが、母親を知らないスヴェニーは母に抱き締められたらこのように感じるのかも知れないと漠然と思ったのだった。



「いやぁ聞いたよ、おめでとう! 我らが誇り、エステルの騎士よ!」
「おう、ありがとな」

 その日の夜、約束通りダニスンと出かけたスヴェニーは、芝居がかった友人の祝辞に笑みを返した。

「何か、色々大ごとになって大変だったぜ~」
「しょうがないさ、エステルの騎士が生まれたのは何百年ぶりなんだろ? 大イベントだよ」

 やれやれと肩をすくめたスヴェニーに、ダニスンは笑って応じた。あれからタダヨシやメイファ、そして何とデル=ギーレ皇帝までが起動したエステルを見に来たのである。スヴェニーはまさか自分がエステルを起動させたことにこれほどの反響があるとは思わなかったのでかなり面食らったのだが、とは言っても皆が祝福と賞賛をしてくれることはもちろん悪い気がしないし、タダヨシが「封神騎が決まった以上は早くパートナーが欲しかろう」と言って、ディートリンデの裁判の判決を翌日には行うと言ってくれたことも嬉しいことだった。

「ところで」

 と、ダニスンが歩きながら不思議そうな顔をスヴェニーに向けた。

「夕べ、『エステルちゃんに会ってくる』って言ってたよな? で、それ次第で乗れるかも知れないって……。僕の知る限りスヴェニーのああいう態度は女の子に向けてのものだし、あんな時間から騎士になれるかどうか決めるってのも考えてみたら変な話だよな。一体、夕べあれから何があったんだ? 聞かせてくれよ」
「ん? あー……」

 スヴェニーは悪友の勘の良さに感心しながらも、少し言葉を濁した。
 敢えて話すことでもないかと思って、少女エステルの話は今のところ誰にもしていない。大体、エステルに聞いた話や彼女としたことを人に話したとて、信用してくれるものだろうかとも思う。だがその一方、彼女との約束を果たそうと少しでも思うなら──それは最後には封神騎としてのエステルを手放すことになる訳だが──自分1人の知識ではとても無理に違いないのだから、いずれ誰かに相談しなければならないだろう。問題は、その相談相手がダニスンでいいのかだ……。


《自由会話》(発言許可:スヴェニー、ダニスン 回数:8)

 本文の内容を踏まえて、自由に会話してください。

  • [59]
  • SMショー4ターン目

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)01時47分11秒
 
「あぁぁ~~っ!」

 追い立てるような連打を浴びて、ユーリカはついに尾を引くような泣き声を放つと身体を数度震わせてからがくりと首を折った。心ならず絶頂を迎えてしまったのだ。身体に指1本触れることなく、緊縛と鞭打ちだけで娘を頂きまで押し上げた仮面の男の技が相当なものであることは間違いがなかった。
 仮面の男はぐったりとなったユーリカを尻目に、アシスタントを呼んでステージ上に新たなセットを用意した。ステージの端から端に、所々に結び目を作ったロープがぴんと張られ、その一方の端に椅子が置かれる。そしてユーリカは引き起こされて腕の縛めを解かれると、ワインのボトルとグラスを載せたトレイを持たされ、ズロースを完全に脱がされて瘤付きのロープを跨がされた。
 それはどうやら、客の1人に『主人』としてステージに上がってもらい、椅子に座った主人のところまでユーリカがロープ伝いに歩いてお酌をするという趣向のようだった。ちゃんとお酌が出来ればユーリカのショーは終わりにすると仮面の男は明言したが、ロープはユーリカの股下より高い位置に張られているので必然的に股間に食い込み、歩けばロープとその結び目に大事な部分が擦られるだろう。さらに後ろからは仮面の男が歩くのをせかすために鞭を振るうとなれば、ユーリカがその仕事を最後までやりおおせられるかは甚だ疑問であった。
 仮面の男が主人役を客席から募ると、多くの客が手を上げた。上手くすれば娘から高級ワインを飲ませてもらうことが出来るが、失敗すればそれはそれで娘がお仕置きされるところを間近で堪能することが出来る。ましてユーリカが万が一主人の服を汚してしまえば、仮面の男がどのようにお詫びをさせるかは明らかだろう。


《選択》(発言許可:スヴェニー 回数:1)

1.主人役を希望して手を上げる。
2.この場は大人しく見ている。

※1.を選択した場合、その書き込みはカリスマタイマンチェックになります。目標値19以上であれば、主人役に選ばれることが出来ます。

  • [60]
  • 選択肢 1&カリスマタイマンチェ~ック!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)04時56分30秒
 
1回指を鳴らしてから手を挙げる。

  • [61]
  • MPLv4~1を消費してチェックに追加!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)13時59分54秒
 
目標値19になる様にMPを消費する!!

  • [62]
  • SMショー4ターン目(2)

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)16時10分1秒
 
《チェック結果》
投稿日:2019年 6月11日(火)04時56分30秒 →10+4(CHA)=14

(気合)
投稿日:2019年 6月11日(火)13時59分54秒 →14(1LV) …14+14=28>19 →チェック成功!

※スヴェニーは1LvMPを消費した!


「俺!? やった!」

 懸命に手を上げたのが良かったのか、あるいは単に他の客よりも容姿が目立っていたからなのか、スヴェニーは幸運にも主人役に選ばれた。ステージに上がり、他の客からおざなりな拍手を受ける間、ちらちらと横目でユーリカを見る。

(ふぅん……こんな娘がダニーの好みなのかな……?)

 スヴェニーはダニスンの実家に行ったことがないのでユーリカとは初対面のはずであるが、もし何処かで会っていたとしても印象に残らなさそうな、良く言えば控えめで大人しい感じの、悪く言えば使用人という身分が相応の地味な娘である。ただそれだけに、メイド服の上から縄で縛られ下半身を丸出しにされて、涙を流しながら絶頂後の艶めいた表情をしている今の姿はあまりに哀れで、そして背徳的であるが故にひどくエロティックだったが。
 スヴェニーにはダニスンと彼女が両思いの恋仲なのか、ダニスンの片思いなのか、あるいは単にお気に入りのメイドだったというだけなのかは分からなかった。だが少なくとも、ダニスンが彼女をこんな境遇から救い出したいと思っているのは事実である。であれば、とにかく今はそのことに専念するしかなかった。


《カリスマタイマンチェック!》(発言許可:スヴェニー 回数:1)

 スヴェニーはカリスマタイマンチェックを行ってください。もし匂いを嗅ぎ分けられそうな、あるいは薬学系のスキルがあれば、そのスキルボーナスをチェックに加算することが出来ます。目標値19以上で成功となります。

  • [63]
  • カリスマタイマンチェーック!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)16時47分56秒
 
自分でも媚薬わ持ってるし、ラクエルの時や、ヤーニの時に嗅いだコトがあるので、役に立てばプラスにシテ下さい~!!

  • [64]
  • SMショー4ターン目(3)

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)18時30分8秒
 
《チェック結果》
投稿日:2019年 6月11日(火)16時47分56秒 →16+4(CHA)+1(匂いを嗅いだ経験ボーナス)=21>19 →チェック成功!


(うん? この匂い……)

 いよいよこれからという時、スヴェニーは近くを通ったユーリカから嗅いだことのある甘ったるい薬品臭を嗅ぎ取った。それはともすれば気づかなかっただろうごくわずかな香りだったが、スヴェニーはその香りを知っていた。何しろ、自分が使ったことのあるものだったのだから。

(媚薬だ! ははぁ、道理でねぇ……)

 絶対そうだとは言い切れないが、恐らくスヴェニーがアマールで買ってラクエルに使った媚薬と同じものをユーリカもあらかじめ秘部に塗られていたのだろう。そう考えれば、ユーリカが鞭打ちだけで絶頂してしまったことにも納得がいく。
 スヴェニーはこの場でその事実を告発しようかとも一瞬思ったが、しかしすぐに意味がないことに気づいてやめた。今さらそんなことを言ったとしてもそれだけ媚薬の効果があったのだという宣伝にしかならないし、そもそも始めてステージを見たスヴェニーが知らなかっただけで常連客は百も承知なのかも知れない。あくまでこのステージは、女の子それ自身も含めたこの店の商品を客に披露するための『見世物』なのであるから。

(それよりも、むしろこれからの方が問題だぞ……)

 仮面の男に指示されて主人の椅子に座りながら、スヴェニーはそう考えた。媚薬が塗られているなら、それこそこんなロープ渡りなどユーリカが成功させられるはずがない。スヴェニーにしてみれば例えユーリカが途中で失敗してさらに公衆の場で辱めを受けようとも困りはしないし、正直に言えばちょっぴり見てみたい気もするのだが、これ以上彼女のステージが長引けばその分だけダニスンが辛い思いをするし、ステージが長引けばそれはそのままユーリカという商品のアピールになって彼女の値段が上がってしまうような気がするのだ。それに何より、恐らくこの場にいる誰もがユーリカが失敗することを望んでいるだろうということが腹立たしく思えたのだ。
 と、スヴェニーは自分が座った椅子のすぐ脇にユーリカの跨いだロープが渡されているのを見て、ぴんと閃いた。

(そうだ、このロープを少しだけ、こっそり押し下げてやればいいんじゃないか!?)

 客席から見た時の見栄えの関係だろう、主人の席は張られたロープよりもわずかに客席側に置かれており、スヴェニーが椅子に座ればその脇辺りは客席からは死角になって見えなくなる。ロープの高さが股下より高いために秘部に擦れるのだから、客が見ても分からない程度にロープを押し下げてやればユーリカの負担はずいぶん減るはずだ。ユーリカが上手くやりおおせれば、失敗を期待している客席は彼女に醒めてしまい、ダニスン以外に彼女を引き取ると言い出す者が少なくなるかも知れなかった。
 ただ問題は、仮面の男だけは唯一スヴェニーの正面にいることである。ユーリカを鞭打つためにその背後に立つだろうからユーリカの身体が死角になるだろうし、仮面をつけているせいで視界も幾らかは狭まっているだろうが、きっと彼自身は何度も同じようなショーをしてきているだろうからロープの張り具合に異変があれば気づいてしまうかも知れない。
 もっとも、イカサマに気づかれたとしてもこの場はどうということはないだろう――所詮はショーなのだから、悪くてもせいぜいステージを下ろされて違う客に主人役が振られるだけの話である。むしろ問題なのはその後で、最悪なのはダニスンが彼女を引き取れることになった時、自分とダニスンがグルだったと言われてその話がご破算になってしまうことである。それを避けるためには、もしイカサマがばれたらスヴェニーはただちにこの店から出て、ダニスンがユーリカを引き取るまでは別々に行動するしかない。つまり、ダニスンは独力で彼女を手に入れねばならず、それまでスヴェニーは何があってもダニスンを手伝ってやることが出来ないのだ。

(さて、どうするかなぁ……!?)


《選択》(発言許可:スヴェニー 回数:1)

1.イカサマをする。
2.イカサマをしない。

  • [65]
  • 選択肢 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)20時30分57秒
 
イカサマをする。どちらにせよソレ位しか俺が2人にシテやれるコトわ無いだろうからシテみる。出来ればエステルに念話で話して協力シテもらえる様にお願いしてみる。

  • [66]
  • SMショー4ターン目(4)

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月11日(火)23時22分55秒
 
(よし、やってみるか)

 スヴェニーは腹を括った。自分にはそれくらいしか2人のためにしてやれることはないのだ。リスクはあっても、何もしないで見ているだけよりは何か足掻いた方がいい。

(エステルちゃん、聞こえてるかな? 頼みたいことがあるんだ……)

 どうせイカサマをするならとことんやってやろうと思ったスヴェニーは、念話でエステルに声をかけ、状況を話して協力を求めた。相変わらず返事はないが、自分の念話を感じ取ってくれているような確信はある。ただエステルはこの時間ではまだ実体を持つことが出来ないから、例えば実際にロープを押し下げる手伝いなどは出来ないだろうが、どんな些細なことでも力を貸してくれるならありがたかった。

(さて、後は俺がどれだけ上手くやれるかだぞ!?)

 スヴェニーはついにロープを跨がされたユーリカを正面に見ながら、客から見えない方の手でそのロープをそっと掴んだ。自分は椅子に腰掛け、相手は立っているので、股間の谷間にロープが食い込んでいる様が丸見えである。それはとても魅力的な眺めではあるが、それにばかり気を取られてしまうとユーリカの背後にいる仮面の男の動向を察知するのが遅れてしまうだろう。肝要なのは誰にも気づかれない程度にそっとロープを押し下げること、そしてまずいと思った瞬間に素早くしかし揺らさずにロープから手を離すことなのだ……。


《スキルチェック&AGIタイマンチェック!》(発言許可:スヴェニー 回数:各1)

 観客と仮面の男に見つからないように手先を動かすという意味でピックポケットのスキルチェックを、また見つかりそうになった時にどれだけ素早く手を離せるかという意味でAGIタイマンチェックを行ってください(それぞれ別に投稿してください)。

  • [67]
  • ピックポケットチェ~ック!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)00時58分27秒
 
エステルちゃん!頼むゼ!!と念話しながらロープを解らない様に引っ張る。

  • [68]
  • AGIタイマンチェックだぁぁぁ!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)01時01分43秒
 
バレ無い様に元に戻したり、引っ張ったりする。

  • [69]
  • SMショー4ターン目(5)

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)02時52分11秒
 
《ピックポケットチェック結果》
投稿日:2019年 6月12日(水)00時58分27秒 →7+4(CHA)+3(DEXボーナス)-6(Skillボーナス)=11!

《AGIタイマンチェック結果》
投稿日:2019年 6月12日(水)01時01分43秒 →3+4(CHA)+7(AGIボーナス)=14!


 ユーリカはワインの乗ったトレイを持って、よろよろと歩き出した。ざらざらしたロープに敏感な部分を擦られるのがたまらないのだろう、たった数歩歩いただけで息を荒げ、今にも泣き出しそうな表情をしている。そして最初の結び目に差し掛かるともう足が止まりかかるが、仮面の男にお尻を鞭でぶたれてつんのめるように結び目を乗り越える。

(今だ!!)

 スヴェニーはそのタイミングを見計らって、ぐいとロープを押し下げた。そのままであれば結び目は容赦なく娘の粘膜を抉っていただろうが、そうはならずにうまいこと脚の間をすり抜ける。

「…………?」

 ユーリカは自分が味わうはずの苦痛がなかったことで、誰よりも早く自分に手加減がなされたことに気がついたようだった。少しだけ顔を上げ、不思議そうな顔でスヴェニーを見る。

「…………」

 スヴェニーはそれに笑顔で答えてやりたかったが、誰かに見咎められることを恐れてそうは出来ず、敢えてしかめつらしい顔を崩さなかった。そこでユーリカは仕方なく、地獄の前進を再開する。スヴェニーは細心の注意を払いながら、その後も出来る限りロープを押し下げ続けた。
 だが、危険な瞬間はスヴェニーが思っていたよりもずっと早くやって来てしまった。ロープの半分も渡らないうちに、異変を感じ取った仮面の男がユーリカの肩越しに明らかな不審の目でスヴェニーを覗き込んだのだ。

(やべっ!!)

 スヴェニーはとっさにロープを離して事なきを得たが、仮面の男の疑いの目はスヴェニーから離れることがなかった。イカサマはここまでか――そうスヴェニーが諦めた時、視界の片隅を何かがすうっと横切った。

(サンキュー、エステルちゃん!)

 その気配に仮面の男が気を取られて目を離した隙に、スヴェニーは再びロープを押し下げてもう1個だけ結び目を通過させてやることが出来た。スヴェニーにはエステルが瞬間的に姿を見せたのだということが分かったが、エステルを知らない仮面の男や客席の男たちには何が起こったのか分からないだろう。だが、エステルの取った行動は最終手段であり、何度も成功させられる類のものではない。エステルもそれは重々承知しているのだろう、その後は何ごとも起こらず、後はいよいよユーリカ自身の頑張り次第になった。

(頑張れ!)

 出来ることがなくなったスヴェニーは、せめて心の中で娘に声援を送った。ユーリカの歩くべき道のりはまだ半分近くあり、しかもこれからロープの端に近づくにつれて弛みがなくなるためにますます食い込みはきつくなっていくはずなのだ。だが股間を襲う苦痛と快感に少しでも歩みを止めれば、後ろから噛み付くような鞭が襲ってくる。ユーリカはそれらを必死に堪えている表情で、1歩、1歩とスヴェニーに歩み寄ってきた。
 そして最後の瘤を乗り越えたその瞬間。

「んはああっ、ああぁ……っ!」

 そこが娘に失敗をさせる最後のポイントだと察した仮面の男の的確な連撃をお尻に浴びたユーリカが、屈服するような泣き声を放ってがくりと膝を折った。しかしすでに最後の1歩を踏み出していたため自身の体重がもろにロープにかかり、結び目が深々と股間を抉る。そのままロープに座り込むような形で前に倒れ込むユーリカと、その手から滑り落ちそうになるトレイを、スヴェニーはとっさに手を伸ばして受け止めた。

「これ、成功だよな!!」

 客席から『主人がトレイに手を出すのは反則ではないか』と問う声がばらばらと上がるのを尻目に、スヴェニーは断定的な口調で仮面の男に言った。仮面の男はやれやれという感じで肩をすくめると、感情のこもっていない声でスヴェニーにトレイからグラスを取るよう、娘にワインを注ぐよう指示をする。それはすなわちユーリカのロープ渡りが成功したということであり、不満そうな声とまばらな拍手という客席の反応に関わらずこのSMショーがフィナーレを迎えたということであった。

「じゃあ、お酌を頼むよ」

 ユーリカはまだ下半身から力が抜けたまま、はあはあと荒い呼吸を繰り返して剥き出しにされた乳房を揺らしていたが、グラスを手にしたスヴェニーはせかすようにそれをユーリカに差し出した。大人しそうなその顔立ちに見合わぬ艶かしい表情と、無毛の――今さらながらに気が付いたが、娘はあるべき下腹の草むらを剃り落とされていた――谷間から食い込んだロープを濡らして流れ落ちる液体が、娘が最後に絶頂に達してしまったことを雄弁に物語っていたが、しかしいつまでもそのままではせっかく勝ち取った勝利が取り消されてしまうかも知れないのだ。

「ほら、早く」
「は……はい……はあ、はぁ……」

 もう一度スヴェニーが催促すると、ユーリカはようやくワインボトルを手にして、震える手つきでお酌をした。スヴェニーは今にも崩れ落ちそうなユーリカをそれとなく支えてやりながら、不自然に見えない程度に身体を寄せる。何か彼女に伝えるなら、今が最初で最後のチャンスだろう……。


《自由会話》(発言許可:スヴェニー、ユーリカ 回数:5)

 自由に会話してください。特に会話することがないなら、そのように投稿すれば終了します。

  • [70]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)13時49分23秒
  • 編集済
 
「あの、貴方は……? わたしを、助けてくださったんですよね……どうして……?」

 ずっと疑問に思っていたのだろう、まだ快感と羞恥心から立ち直れていない様子ながら不思議そうに尋ねる。

※この書き込みは発言回数に含みません。

  • [71]
  • 発言 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)19時03分33秒
 
俺わダニ~の友達で、ダニ~が君を助けたい!と思ってるから、俺も出来るだけ君を助けたんだよ!?ユ~リカ!?と顔わ疑われない様にエロイ笑顔のまま話す。

  • [72]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)19時56分7秒
 
「ダニスン様が……そうだったのですね、ああ……」

 ダニスンの名前を聞いて安心したのか、ぽろぽろと涙をこぼす。が、不意に怯えたような表情になって、きょろきょろと辺りを見回す。

「ひょっとして、此処にダニスン様もいらっしゃるのですか? わ、わたし……」

  • [73]
  • 発言 2

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)20時39分6秒
 
いや!ダニ~わステージに居るのが君だって確認したら、観てられないって席を外しているから、安心しなよ!!君を助けるにわど~したらイイんだ!?金のチケットってあるのかな!?とエロイ笑顔を見せながら聞く。

  • [74]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)22時09分8秒
 
「良かった……わたし、あんなところをダニスン様に見られたら、恥ずかしくて死んでしまいます……」

 と、少しだけほっとした表情になる。

「わたし……今晩売られてしまうのだと聞きました……わたしが処女だから、今日のステージの出来次第では金貨4、50枚くらい行けるだろうって……
 金のチケット? あるみたいです……詳しくは知らないですけれど、此処で金貨10枚くらい買い物した特別待遇のお客で、それを持っている人だけがオークションに参加出来るって……」

 内心の不安を押し殺しているような固い表情で、知っていることを小声で伝える。

  • [75]
  • 発言 3

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月12日(水)22時25分29秒
 
OK!解ったよ!!ぢゃあ俺達で金のチケットを取れる様に頑張って、君を助けられる様にスルからね!?と言って、エロイ笑顔を見せながら、怪しまれない様に乳房と乳首をギュッギュッと少し触って、黒服達に解らない様にウインクスル。

  • [76]
  • 【5-7】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月13日(木)02時28分53秒
 
「ありがとうございます……っんあ、はあぁん……っ!」

 スヴェニーに胸を触れられてユーリカは切なく喘ぎ、そしてその快感がきっかけとなって張り詰めていたものが切れてしまったかのように腰砕けになってしまった。もんどりうつように渡されたロープから転げ落ちかけるユーリカを、スヴェニーより先に仮面の男が助け起こす。それを見たスヴェニーは、ショーに参加する幸運を得た好色な客の顔になってステージから降りた。売り物であるユーリカは、ショーさえ終われば次の出番であるオークションまでは舞台裏で丁重に扱われるだろうと分かったからである。そして今は一刻も早くダニスンと合流し、オークションが始まるまでに金のチケットを手に入れる算段をしなければならないのだった。

「金貨10枚だって!?……僕たちの年俸の1/8を持っていかれるのかよー」

 スヴェニーがエントランスで待っていたダニスンに必要な事柄を話して聞かせると、ダニスンはそう言ってため息をついた。だがその顔は、ユーリカのためなら金貨10枚など惜しくも何ともないという顔である。ダニスンがため息をついたのはまた違う理由であった。

「スヴェニー、今日此処で幾ら使った?」
「ええと、ショップで買い物して銀貨6枚だろ? 此処でステーキ2つ食べて銀貨4枚、合わせて銀貨10枚……って、ずいぶん高い買い物をしたつもりだったのに、それでやっと金貨1枚分かよ!」
「いや、相当だよ……僕は今日のステーキとボトルのワイン、それに前回来た時使った分を足しても金貨4枚分くらいだ」
「2人合わせて半分かぁ……ったく、あと金貨5枚分も何を買えばいいんだ!?」

 スヴェニーとダニスンは連れ立ってショップに入った。酒場の料理ではどんなに高いメニューを頼んでも埒が明かないし、もうお腹いっぱいである。今日中にそれだけの買い物をしなければならないとしたら……。

「コレ系かぁ……」

 大人のオモチャやSMプレイに使うようなグッズを前に、ダニスンが全く気乗りしないという表情で呟いた。

「スヴェニーはこの店でまだ何か買いたいものってあるかい?」
「どうして?」
「もうこの際、欲しいとか使いたいとか関係無しにこの辺の高額商品で金貨5枚分の買い物をしちまおうと思って……ただ、さすがにそんな大金を使って買ったものをその場で捨てるようなことはしづらいからさ、スヴェニーが欲しいものあるならそれを買おうと思って」
「……それってつまり、俺が欲しいものをダニーの金で買っていいってことか?」
「まあ、今夜のことは僕の都合でスヴェニーに付き合ってもらってるようなもんだからさ、そういうことでいいよ……ただその代わり、スヴェニーがノイシュタールにいるうちはメシとかおごってくれよな。僕は多分、今夜で一文無しになるから」

 そう言って、ダニスンは仕方なさそうに苦笑した。


《自由会話》(発言許可:スヴェニー、ダニスン 回数:買い物を終えるまで)

 ダニスンの金貨5枚を元手に、好きなように買い物をしてください。どんなものが欲しいか希望があれば、黒服がそれに見合ったものを出してくれます。また例えば、『金貨2枚で買える張型』というように欲しいものを予算から決めてリクエストしても対応してくれます。
 欲しい物を全て買った後にまだ残金があれば、それはダニスンが適当なものを買ったこととして終了します。また逆に、買いたい物の値段を合計したら金貨5枚をオーバーした場合は、その差額はスヴェニーが支払うこととします。

  • [77]
  • 発言 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月13日(木)16時24分55秒
 
解った!ぢゃあまず金貨5枚調度で買えるモノってナニがあるかな!?と黒服に聞く。

  • [78]
  • (無題)

  • 投稿者:黒服(マスター)
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)02時25分23秒
  • 編集済
 
「金貨5枚ちょうどとなると、このような物が……」


◎魔導の張型・レベル5(金貨5枚)
 男性器を模した張型。コマンドワードを唱えると、振動しながら首を振って通常の張型以上の刺激を与えることが出来る。しかもこの機能と張型の形状はコマンドワードを唱えた人間が味わっている快感の強さによって変化し、使用者が味わう快感が強くなるほど張型は太く長く凶悪な形状になり、動きや振動も強く激しくなる。そして使用者が絶頂に達すると、形状や動きが最強になると同時に張型内部に仕込まれた擬似精液(媚薬・他の液体に変更可能)が噴射され、これを挿入された女性を必ず絶頂させる。
 よくある使い方としては、男性がコマンドワードを唱えて女性に挿入し、フェラチオをしてもらったり2穴責めをする、あるいは女性が唱えて自慰に使用するなどがある。

◎魔導の張型(ア○ル責め用)レベル1~レベル5(各金貨1枚、5本セット金貨5枚)
 玉が数珠繋ぎになっているような形の、長さ20~25センチくらいの張型。玉の直径が1センチのレベル1から3センチのレベル5まで、0.5センチ刻みの太さ違いが5本セットになっているので、細いものから慣らしていくことでア○ル初心者を開発するのに最適なセット。握りの部分がなく、端に細紐を結べるようになっているので、張型を全部体内に入れてから引っ張り出すような使い方も出来る。もちろん、ア○ル以外の場所に使用することも出来る。
 コマンドワードを唱えると、振動しながら首を振って通常の張型以上の刺激を与えることが出来る。
 単品買いも出来るが、5本セットで買うと張型に簡単につけられる長さ30cmの極細シルバーチェーンが5本付属する。このチェーンには魔術の伝導性があるため、これを張型に繋げておくと直接張型に触れなくてもチェーンに触れていればコマンドワードによる動作が可能になる(チェーンの継ぎ足しも可)。

◎哭き輪(金貨2枚、3個セット金貨5枚)
 飾り気のない金色のリング。基本は指輪程度のサイズだが、これに触れた状態でコマンドワードを唱えると直径を大きくしたり小さくしたり出来る。1度サイズを変えた哭き輪は、基本サイズに戻されるまで最初にサイズを変えた人間のコマンドワードしか受け付けなくなる(複数人で操ることは出来ない)。また、何かに嵌めた状態で小さくすればそれを締め付けることになるが、その時の力の強さは人の指の力程度である(およそ締め付けたものを潰したり壊したりは出来ない)。
 使い方はもちろん自由であるが、よくある使い方としては嵌めた人間しか外すことの出来ない指輪や首輪にするとか、乳首やクリトリ○を締め付けて苦痛を与えたりするなどがある。
 さらに3個セットでは哭き輪に簡単につけられる長さ30cmの極細シルバーチェーンが3本付属する。このチェーンには魔術の伝導性があるため、これを哭き輪に繋げておくと直接哭き輪に触れなくてもチェーンに触れていればコマンドワードによる伸縮が可能になる(チェーンの継ぎ足しも可)。もちろん、左右の乳首につけた哭き輪同士を繋いで飾りにしたり、締め付けた哭き輪を引っ張ってさらに苦痛を与えるような単純な使い方も出来る。

◎魔導の貞操帯(パンティ型・ブラジャー型各金貨5枚、レオタード風テディ型金貨8枚)
 これは貞操帯という名前ではあるが、一見すると薄い黒革製のパンティ(またはブラジャー・テディ)に見える。しかしこれを女性に着せてからコマンドワードを唱えると、同じ人間がもう一度コマンドワードを唱えるまで身体にピッタリとフィットして絶対に脱げなくなる。パンティの股布部分(ブラジャーならカップ部分)には開閉式のスリットがあるが、これもコマンドワードを唱えた人間しか開け閉め出来ないようになっている。
 また、これらの下着の内側には魔法の触手がびっしりと生えている。普段は産毛程度のものなので着用しても気にならない(むしろさらさらして着け心地が良い)が、触手をコントロールするためのコマンドワードを唱えるとまるで手で撫でたり揉んだりするように使用者の意のままに動かすことが出来る。このコントロールは専用のスキルを取得してレベルアップすることによりさらに自由度が増し、触手を太く長くすることで張型のように動かしたり、乳首やクリトリ○に絡みつかせたりすることも出来るようになる。

◎魔導薬“クピドの矢”(金貨5枚)
 別名を“真夏の夜の夢”“浮気防止ポーション”とも言う液状の塗り薬。よくある使い方としては女性器にこれを塗るが、例えばア○ルなどそれ以外の部分でも問題はない(極論すれば男性同士でも使用可能である)。
 これを塗った部分に男性の精液がかかると、薬液と精液が反応して呪術効果が発動する。その効果は、『薬液を塗られた場所をこの時の男性に刺激されると快感が倍増するが、他の男性では全く感じなくなる』というものである。また、男性の側も限定的ながら同様の効果があり、自分の精液を塗った場所でのセックスは快感がアップするようになる。
 この呪術効果は1週間持続するが、持続時間中に精液をかければその時点から1週間後まで持続時間が延長される。すなわち、1週間に1度その場所に射精していればこの呪術効果は永遠に持続することになる。だがもし呪術効果が延長されず途切れてしまった場合、この呪術効果は逆転し、何らかの方法で解呪されるまでその男性は一切の快感を得ることも与えることも出来なくなってしまう。

◎マジックカーペット“ポータブル・プライベートエリア”(金貨5枚)
 これはハンカチ程度の大きさにまで折りたたみ携帯することが出来るが、地面に広げて敷けば2m四方の絨毯となる。この絨毯はふわふわの長い毛足があり、例えごつごつした岩場や冷たい氷の上に敷こうともその上で快適に過ごすことが出来る。また、広げれば地面に密着するので多少のことではずれたり動いたりすることもない。
 そしてこの絨毯に人や物が乗ると、絨毯に乗っている人間からは何も変わったように見えないが、外からはそれらが(絨毯そのものも含めて)全て見えなくなる。但しあくまで見えなくなるだけで、外から中のものを触ったり途中で出入りすることも可能である。
 この効果は3時間持続し、持続時間が切れると姿が現れる。その後も絨毯として使用し続けることは可能だが、透明になる効果を再び得るためには一度折り畳んでから12時間が経過しないとならない。


「……いかがでしょうか?(これらのアイテムについての質問は【player's comment】スレッドで受け付けます 笑)」

  • [79]
  • 購入!!

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)21時53分18秒
 
クピドの矢をダニ~の金貨で買って、哭き輪の3つセットで自分の金貨で買うよ!!とダニ~と黒服に言って購入する。

  • [80]
  • (無題)

  • 投稿者:黒服(マスター)
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)22時29分24秒
 
「お待ちくださいませ」

 と、ダニスンの銀のチケットを見せて支払いをしようとしたスヴェニーを押し留める。

「クピドの矢をお買い求めいただきますと、お客様が今まで当店でお買い上げいただきました品の金額合計が金貨10枚を越えることになります。当店を贔屓にしてくださるそのようなお客様には金のチケットをお渡しして、更なるサービスを提供することになっております」

 と言って、銀のチケットを受け取ると代わりに金のチケットを手渡す。

「サービスは幾つかございますが、そのうちの1つが購入価格の値引きでございまして、そのチケットをご提示いただいたお客様にはショップの商品の価格と酒場の飲食代を2割引させていただきます。よって、哭き輪の3個セットをお買い上げくださるのでしたら、金貨5枚のところを金貨4枚で提供させていただきます。
 高額の商品ほど割引額も大きくなりますので、今まで購入を見送っていたものなどございましたら、どうぞこれを機会にお申し付けくださいませ」


※スヴェニーは《魔導薬“クピドの矢”》を手に入れた!
※スヴェニーは金貨4枚で《哭き輪3個セット》を手に入れた!

  • [81]
  • (無題)

  • 投稿者:ダニー
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)22時33分15秒
 
「2割引とはすごいじゃないか!」

 と大げさに喜んでから、少し声を潜める。

「で、ちなみに、他にはどんなサービスがあるのかな?」

 スヴェニーに目配せしながら、にやにやと笑って尋ねる。

  • [82]
  • (無題)

  • 投稿者:黒服(マスター)
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)22時59分40秒
 
「はい……お客様はすでに酒場で当店の商品などを使ったショーをご覧になっているかと思いますが……実は、ショーに出演している女性の多くは『買う』ことが出来ます。
 当店にお入りになる時に入り口の者にこのチケットをお見せいただくと、エントランスの奥にある特別室にお入りになることが出来ます。そこでその日買うことが出来る女性を選べますので、ご希望の女性をご指名いただければ当店の奥にあるレストルームで一夜を共にすることが出来るというシステムでございます。
 ステージ出演などのスケジュールの都合上、買うことが出来る女性はその日によって変わりますので、詳しくは特別室のスタッフにお問い合わせいただきたいですが、当店に在籍する女性は全て、南大陸では有名なあの『レディ商隊』から派遣された選りすぐりの女性たちでございます。『南大陸の王侯貴族たちは彼女らと一夜を過ごすために税金を取り立てている』などと言われるレディ商隊の高級娼婦のサービスを、当店では大変リーズナブルな価格でお受けすることが出来ます。ぜひご利用くださいませ」

 と、丁寧に説明する。

「それから……当店では一般向けの営業が終了した後、金のチケットをお持ちのお客様のみを対象にした、“特別な商品”のオークションを行っております。
 オークションの開催は不定期でして、次回の開催日は特別室に掲示されますが……お客様は幸運でございますな。実は、本日はその開催日なのでございます。オークションに参加するためには簡単な手続きが必要となりますが、本日もしお時間がございましたらぜひ閉店時間までごゆっくりしていただき、オークションをご覧くださいませ」

 と言って、一礼する。

  • [83]
  • 発言 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)23時16分10秒
 
へぇ~!ぢゃあ最後まで残らないとな!?とダニ~にウインクをシテ、意外とイロエロなモノがあるモンだな~!?とエロイ笑顔を見せながら肩を竦める。

  • [84]
  • (無題)

  • 投稿者:黒服(マスター)
  • 投稿日:2019年 6月14日(金)23時26分14秒
 
「ぜひ、当店のサービスと最高の商品をお客様の目でお確かめくださいませ」

 と言って、頭を下げる。

「他にお買い求めの品はございませんでしょうか? もしオークションまで残られるのであれば、宜しければ特別室にご案内して差し上げますが。特別室ではドリンクサービスなども行っておりますので、オークションまで寛いでお過ごしいただけるかと存じます」

  • [85]
  • 発言 2

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)15時07分4秒
 
俺わも~ちょっと欲しいのがあったけど、今回わ止めておこうかな~!ぢゃあ特別室とやらに行くか!?ダニ~!?とエロイ笑顔見せながら聞く。

  • [86]
  • (無題)

  • 投稿者:ダニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)15時19分0秒
 
「金さえ出せば色々怪しくて面白い魔導の品が手に入るんだなぁ……」

 と、感心したように言う。

「スヴェニーが買い物に満足したんなら、僕はいいよ。じゃあ特別室に行こう……そっちも興味あるしね」

  • [87]
  • 発言 3

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)15時31分9秒
 
よし!ぢゃあ特別室に案内シテくれよ!?とダニ~の肩を組みながら、エロイ笑顔を見せながら黒服に言う。

  • [88]
  • 【5-8】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)16時16分12秒
 
 黒服に案内されて入った特別室は、高級なバーという風情の部屋だった。所々にソファーとテーブルがありすでに幾人かが寛いでいるが、この部屋も要所要所にプランターなどが配されていて、照明などにも工夫してそれぞれのプライベートを守るよう工夫をしていることが見て取れた。それこそ、秘密の商談などをするのに良さそうな場所である。

「いらっしゃいませ、どうぞこちらに……何かお飲み物を召し上がりますか? 最初の1杯はウェルカムサービスで無料となっております」
「何でも? へえ、すごいな……もし女性を買いたいとなったらどうすればいいのかな? 今夜はオークションに出るつもりだけど、参考までに」
「奥のカウンターでお申し付けいただければ、その時点でお選びいただける女性のデータリストをお見せいたします。それから、当店では基本的に当店内のレストルームで1晩女性とお過ごしいただくシステムとなっておりますが、途中で外出することも可能ですので、スタッフにお申し付けいただければオークションの開始時にお客様を呼びに参ります」
「はーん、至れり尽くせりだねぇ……ま、とりあえず何か頼むか」

 スヴェニーとダニスンは飲み物を頼むと、ソファーに落ち着いた。


《自由会話》(発言許可:スヴェニー、ダニスン 回数:オークション開始まで)

 自由に会話してください。特にすることがなければ、『オークションまで待つ』と書いて投稿してください。スヴェニーとダニスンの2人ともが『待つ』ことを選択すると終了となります。

  • [89]
  • 発言 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)16時48分8秒
 
よし!取り敢えずアトわダニ~がアノ娘をゲッチュデキルまでわ居るコトにスルかな!?まだ金がイクラかかるか解らないし、いざという時の財布役になってアゲルからな!?利子付けて返してな!?アハハハ!と狡い笑顔を見せながら話す。

  • [90]
  • オークションまで待つ。

  • 投稿者:ダニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)17時14分14秒
 
「やれやれ、全くありがたい友人だよ」

 と、苦笑する。

「ああ、そうだ。今のうちに金のチケットを渡しとくよ……僕はもうユーリカさえ取り戻せればいいし、どちらかと言えばスヴェニーのがのちのちまでこの店に来そうだからな」

 そう言って笑いながら、金のチケットをスヴェニーに渡す。

※スヴェニーは金のチケットを手に入れた!

「さて、じゃあオークションとやらが始まるまで待つか……少し疲れたよ」


 オークション開始まで待つ。

  • [91]
  • オークション開始まで待つ。

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月15日(土)19時10分49秒
 
まぁココに居れるダニ~の数少ない友の役に立てるならお安い御用さ!とウインクしながら金のチケットを受け取る。

  • [92]
  • 【5-9】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)03時00分5秒
 
「お客様方、間もなくオークション開催となります。参加ご希望のお客様はステージフロアへとおいでくださいませ」

 しばらく待って夜もだいぶ遅い時間となった頃、黒服がオークションの開催を告げに来た。入り口には受付が設けられ、入場料金貨1枚を支払い、オークション会場で見たものは秘密にするなどの誓約にサインしてから入る決まりのようである。参加しなければ目的を果たせないスヴェニーとダニスンは、是非もなくそれに従った。

(しっかし、ホント貴族と金持ちってのはムカつく奴らだな!)

 オークションが始まって数点が落札された頃には、スヴェニーはすっかり憤慨していた。
 オークションに出品されるのは何処かから盗まれてきた美術品や密猟された貴重な動物など、そして借金のかたに売り飛ばされた女性たちだった。それをろくでもない男たちがぽんぽんと高値で買っていくのを見て、だんだん腹が立ってきたのである。
 スヴェニーとてこれまでずっと清廉潔白な暮らしをしてきた訳ではないが、それはそうしなければ飢え死にするからしていたのだ。だが、此処にいる連中は軟らかなソファーで寛ぎ酒を呑みながら、スヴェニーが命を賭けて盗んだパンの数千倍、数万倍の金が動く犯罪に加担している――恐らく、犯罪に加担しているという意識すらないままに。
 それでも、買ったものを大事にするならまだいい。だが果たしてそんな連中が、ここで買った女性を大事にするだろうか。必死になって手に入れた訳でもないのに、死ぬまで愛するのだろうか。頭の固い北方人にはスヴェニーとて奔放な生き方をしているように見えるだろうが、それでもスヴェニーは女性と向き合う時にはいつだって真剣である。そんなスヴェニーだけに、人生を売らざるを得なくなってしまった女性たちを気安く買っていく男たちの傲慢さがひどく癪に障ったのだ。
 だから、ダニスンが顔面蒼白になりながらも騎士の年俸のほとんどを使ってユーリカを競り落とした時、スヴェニーはまるで自分のことのように喜んだのだった。



「ほらほら、いつまでも泣いてないでさ……」
「でも、ダニスン様のお金を使わせてしまったなんて、申し訳なくて……」
「だから、それはいいんだって……ユーリカがろくでもない男のところに行くよりは、文無しになった方がマシさ」

 手続きを終えて一緒に店を出た時も、ユーリカはまだすすり泣いていた。手を繋いで歩くダニスンが、やれやれと肩をすくめながらも優しく諭す。そんな2人を、スヴェニーは後ろからにやにやと見ていた。


《自由会話》(発言許可:スヴェニー、ダニスン、ユーリカ 回数:10)

 自由に会話してください。

  • [93]
  • 発言 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)03時31分57秒
 
アハハハ!良かったな!!ダニ~!?全く!!!ココの参加者にわ厭気シカ無いな~!!!!ぢゃあお前の邪魔をシナイ様に居なくなろうか~!?とエロイ笑顔見せながら聞く。

  • [94]
  • (無題)

  • 投稿者:ダニー
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)03時45分40秒
 
「ああ……他はともかく、あのオークションだけはさすがにね……」

 と、渋面を作る。

「おう、気を利かせてくれてありがとな」

 本気とも冗談ともつかない感じでにこにこと笑いながら、野良犬でも追い払うようにしっしっと手を振る。

  • [95]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)03時50分5秒
 
「あの……ありがとうございました、スヴェニー様……」

 と、メイドらしく丁寧に頭を下げる。

「ご恩は一生忘れません……」

 と言って、初めて穏やかな微笑みを見せる。

  • [96]
  • 発言 2

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)15時17分58秒
 
アハハハ!ぢゃあ今宵わエロ楽しいセクスィ~な時間を~!?とエロイ笑顔見せながらウインクシテ、2人から離れる。

  • [97]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)20時17分56秒
 
「あ、あの……スヴェニー様……」

 と、離れかけたスヴェニーに小走りに寄ってくる。

「あの、どうか……どうかダニスン様には、あの時のステージでのこと、ご内密にしてくださいませ……」

 と、耳まで真っ赤になりながらダニスンに聞こえないように小声で言って、ぺこぺこと頭を下げる。

  • [98]
  • 発言 3

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)22時43分48秒
 
アハハハ!アンナコトゆ~訳無いから安心シテな!?とエロイ笑顔を見せながら、ダニ~の見えない所から乳首を狙って摘まみながら、スカート捲りをスル。

  • [99]
  • (無題)

  • 投稿者:ユーリカ
  • 投稿日:2019年 6月16日(日)23時02分0秒
 
「あっ、スヴェニー様……きゃっ」

 乳首を摘ままれて思わず胸を両手でかばう。そのため下半身は完全にノーガードになってしまい、メイド服のロングスカートも容易くまくれ返る。が、さすがはメイドさんと言うべきか、スカートの下は膝丈の白いズロースと白いストッキングの組み合わせで、肌の露出も全くなければボディラインすら見えないという完璧なガードである。

「お、お戯れはおやめください……」

 それでも恥ずかしそうに片手では胸をかばったままもう片手でスカートを直し、上目遣いでスヴェニーを見上げる。
 ところで、ユーリカの乳首はスヴェニーが摘まんだ時すでに固くなっていたのだが……。

  • [100]
  • 発言 4

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)01時14分30秒
 
アレ!?下わしゃあ無いにシテも、ナンデ乳首チャンが硬く無いの~!?残念~…!ぢゃあアトわダニ~にバトンタッチ~!!とドエロイ意地悪な笑顔を見せながら離れる。

  • [101]
  • (無題)

  • 投稿者:ダニスン
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)01時25分23秒
 
「こらスヴェニー、どさくさに紛れて何やってるんだよ」

 と、戻って来る。

「ユーリカごめんな、こいつスカートと見たら例え婆さんでもまくらずにはいられない病気なんだ」

 笑いながらユーリカの肩を抱いて、スヴェニーから遠ざける。

  • [102]
  • 発言 5

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)01時34分40秒
 
アハハハ!ぢゃあアトわダニ~と楽しんでね~!?とドエロイ意地悪な笑顔見せながらウインクシテ、2人から離れる。

  • [103]
  • 【5-10】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)02時01分52秒
 
「今夜は本当に助かったよ、スヴェニー……じゃあな」
「ありがとうございました」

 顔を赤らめながらも最後にもう一度お辞儀をするユーリカを伴って、ダニスンは夜の闇に紛れて行った。どうやら、今夜は城には戻らないつもりのようだった。

「やれやれ……」

 スヴェニーは頭の後ろで手を組んで、しばらく2人が消えた方向を眺めていた。
 スヴェニーとユーリカがこれからどうするのか、スヴェニーには分からない。2人の気持ちはともかく、2人の間には厳然たる立場の差があるのだ。だが、せめて今夜だけは2人とも立場や身分の差を考えずにいられたらいいとスヴェニーは思った。

「さて、俺はどうするかなぁ~~?」


《選択》(発言許可:スヴェニー 回数:1)

1.夜も更けたし、城に戻るか……
2.せっかくだし、あの店でもう少し楽しむか……
3.普通の酒場に行って、飲み直すか……

  • [104]
  • 選択肢 3

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)16時45分0秒
 
今日わとてもイイコトをシタから、ちょっと自分のご褒美に独りで呑みに行ってみるかな!?もしかしたらエロ可愛い娘に出逢えるかもだしな~!?と独りごちながら、普通の呑み屋に行く。

  • [105]
  • 【5-11】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月17日(月)23時11分47秒
 
「さっきまではダニーのために頑張ったんだから、これからは俺のターンだろ!?」

 と、スヴェニーは勢い込んで歓楽街に行った。しかし……。

「ううっ、いつの間にかもうこんな時間だったのね……」

 歓楽街の酒場は、もうそのほとんどが閉店していた。今夜はあの店にかなり居座っていたのだと今さらながらに気づかされる。ちょっと裏通りを覗けば娼婦らしきけばけばしい女が立っていたりもするが、彼女らもいわば『売れ残り』である。

「やれやれ……」


《選択》(発言許可:スヴェニー 回数:1)

1.(今日は俺のターンじゃなかったよ……)と思い、諦めて城に戻る。
2.(これじゃ収まりがつかないよー!)と思い、さっきの店に戻る。

  • [106]
  • 選択肢 1

  • 投稿者:スヴェニー
  • 投稿日:2019年 6月18日(火)04時53分58秒
 
ちぇっ!せっかくイイコトシタのに、今日わも~俺のタ~ンぢゃなかったよ…と独りごちながら城に帰る。

  • [107]
  • 【5-12】

  • 投稿者:語り
  • 投稿日:2019年 6月18日(火)17時51分27秒
 
 スヴェニーは肩を落として城に戻った。
 とは言え、本当にがっかりしていたかと言えばそうでもない。いいことをしたのは事実だし、夜の帳に消えたダニスンとユーリカのことを応援したい気持ちはあってもむやみに羨んだりする必要はないのだ。

(そうだ、メイファちゃんまだ起きてないかなぁ~? ああそれとも、エステルちゃんに来てもらうか?)

 スヴェニーはさっと気分を切り替えると、夜中の街を駆けて行った。


(続く)

  • [108]
  • (無題)

  • 投稿者:マスター
  • 投稿日:2019年 6月23日(日)00時04分23秒
 
 遅くなりましたが、スレッド【3】からスレッド【5】までの経験値です。

  スヴェニーは経験値1,400Expを得た!


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